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小学校受験コラム

合格してはみたものの......⑭

受験教室は卒業し、同時にお子さまは遊ぶ時間が増えたと思います。

 

 

 

母親はあちこち走りまわったり連絡を取っていたり、子どものことで一喜一憂していた毎日から解放されます。

 

 

 

 

そして父親は、子ども中心のスケジュールに動かされていた日々から解き放たれ、休日もある程度は自分の思い通りになってきます。

 

 

 

仕事も平常勤務に戻り、

 

 

「やっと自分の時間を取り戻した」

 

という安堵感も湧いてくるでしょう。

 

 

 

ぞもそれは、通常の、本来の姿に戻っただけなのです。

 

 

 

 

 

合格してはみたものの......⑬

合格を頂いた後、なんか家族がバラバラになってしまったようで……

受験期には、あんなに一丸となっていたのに……

 

 

というおはなしを、合格発表後しばらく経ってうかがうことがあります。

 

 

 

受験生本人を中心にして、家族全員がバックアップする姿は、非常に素晴らしく見えます。

 

 

 

でも、そのときが過ぎてしまうと、夢から覚めてしまったように家族それぞれが自分の生活時間に戻ってしまいます。

 

 

 

 

合格してはみたものの......⑫

小学校受験の副作用というものは、思いのほか重く、そして気付かないくらいに静かに浸透していきます。

 

 

 

受験後を楽しむなということではありません。

 

 

 

ある程度の緊張や刺激を持続させながら新しい環境にジャンプアップすれば、より素晴らしい期待もできますし、可能性も一段とふくらみます。

 

 

 

 

持続こそ、力になり、やがて大きな結果につながるのですから。

 

 

 

 

合格してはみたものの......⑪

小学校から合格を頂いて、入学前までの時間を有効に使わなければ、今までの努力や結果も半減されます。

 

 

 

繰り返しになりますが、短期間で集中して積み重ねたものは、弛緩すればなくなるのは一瞬だと思ってください。

 

 

 

同じように、親も気が緩めば、それを元に戻すのには大変なエネルギーが必要になってきます。

 

 

 

 

 

 

少しずつで構いませんので、気を緩めないようなペースを作ってください。

 

 

 

 

 

合格してはみたものの......⑩

受験が終わった後であれば、速くやりなさいとか多くやりなさいとかなどではもちろんありません。

 

 

 


小学校が、授業も含めてさまざまなものが新鮮で興味あるものになるために、親もその内容や進捗状況を見て、少しずつ意識を持続させていってください。

 

 

 

 


受験期にやり残した問題やご本人が面白がった工作、絵画なども、おうちにはたくさんあるはずだと思います。

 

 

 

 


まずは手元にあるそれらのものから徐々に選択して、会話をしながら楽しく行ってください。

 

 

 

 

 

合格してはみたものの......⑨

なにも難しい問題や小学校の先取りを、入学前からやりなさいというわけではありません。

 

 


先取りをすれば、かえって学校での授業に興味を失います。

 

 

 


学校にはそれぞれ教育方針がありますから、小学校に入ってから習う領域は、初期段階では学校に任せてよいのです。

 

 

 


それよりも、就学前には……

 


パズルや点図形(点つなぎ)、模写、ペーパークラフトなど

 


自分一人でできるものを目の前において、刺激を与え続けてください。

 

 

 

 

合格してはみたものの......⑧

有名小学校のある先生は

 


「きちんと教えようとしても、入学してきてすぐの子どもたちは『そんなの知ってる~』などと言って、真剣に授業を聞いてくれない」

 


とおっしゃっていました。

 

頑張って入学を勝ち取った学校ですから、授業を真正面から取り組んでもらいたいし、好奇心を持ち目を輝かせてほしいのですが、なかなか黒板や教科書と全身で向き合ってくれない……

 

 

そういうことにはなってもらいたくないですよね。

合格してはみたものの......⑦

 

 

憶えたことを忘れ、消し去った子どもは、そのままにしておくと入学前は年中児に戻っているのです。

 

 


それに気がつかないで、そのままにしておくと……どうなるでしょう。

 

 


入学時、最初はすべてが新鮮で友達も多くできます。

 

 


楽しい毎日です。

 

 


ところが授業の習得に関しては、受験勉強中に習ったことばかりでその焼き直しをされているようで面白くなく、興味もわかなくなってきます。

 

 

 

 

合格してはみたものの......⑥

合格通知を受け取ってしばらくしたころ、年中児用のペーパーを提出してみせることがあります。

 

 

 


親子とも「そんな簡単なもの……」という、半ばバカにしたような面持ちで解きはじめますが、意外にも子どもはところどころ間違えるのです。

 

 


ひどいときは「アサガオ」や「ナス」の名称すら、すぐには出てこないときがあります。


教えると、


「ああ、そうだった。そうだった」といって本人たちは思い出すのですが、


与えられた基礎的なものが、一瞬でも出てこない事実を見逃してはいけません。

 

 

 

 


子どもは、イヤだったり辛かったりしたことを頭から追い出す技は、恐ろしく早く長けているのです。

 

 

 

 

 

合格してはみたものの......⑤

「合格発表から一ヵ月があっという間に過ぎてしまいました。
 今は家族旅行の計画などをして楽しく過ごしています。
 あせっているわけではありませんが……
 このまま入学式を迎えてしまってよいのかと、不安にもなります」

 

 

 

これこそ一番心配しているお受験ブルーです。

 

 

 


受験を終えた子どもにとっては、長い緊張や束縛から一気に解放され、何からも追いかけられないプレッシャーが消えた時間の連続です。

 

 

 

 

 

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