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小学校受験コラム

合格して・・・⑥

場合によっては、いろんなハードなことが起こりすぎて、園にでも出向いていく必要が出てくるかもしれません。

 

でも、残念ながら、妬みは卒園まで続くと思ってください。

 

 

卒園までの我慢と思って耐え忍ぶか、

 

ひたすら考えないよう平然としているか、

 

またはこの悪習を次の世代にまで引き継がせないよう打って出るか、

 

……いろいろな方法があると思います。

 

 

 

いずれにせよ、受験を乗り切ったエネルギーがあるから大丈夫です。

 

 

家族がまとまって、その家族らしい乗り切る道を探ってください。

 

合格して・・・⑤

子どもの受験期において、最も大切なのは、父親の力です。

 

父親は、家庭のことは二の次になってしまいがちになり、母親が置かれている状況や心情を把握できないケースをよく見ます。

 

 

結果が出たとたん嫌がらせや皮肉たっぷりの電話がかかってきたり、心ない根も葉もない噂が飛び交ったり・・・そういう話は当事者から何度も聞いています。

 

そういうことになったとき、救ってあげられることのできる最大の存在は父親なのです。

合格して・・・④

受験後の保護者の、出口のない心情を緩和してくれる相手として

 

 

 

年下の年中・年少児の母親という存在があります。

 

これから受験を迎える母親は、成功する秘訣を聞きたがります。

 

突然受験をしてたまたま受かったのではなく、ここまでくる合格への道のりは大変でした。

 

そのことを周囲はわかってくれなくても、ネクストバッターズボックスにいる母親たちは、経験した話に耳を傾けてくれます。

 

そういうときこそ、自分の置かれている状況も話せば、きっと親身になって(あるいは興味津々で)聞いてくれるはずです。

 

 

合格すると、もしかすると周囲の様子が一変するかもしれない。それも覚悟の上で立ち向かってほしいのだと・・・

 

 

そういうことを話しているうちに、少しは気も休まるでしょうし、自らの初心の頃を思い出し、気持ちを新たにできるかもしれません。

合格して・・・③

小学校を受験するということは、親が強い意志を持たなければならないのですが、

 

そのなかには 受験中・受験後 に発生するさまざまな事象に関しても、

 

どんと構えて揺らがない強さも含んでいるのです。

 

受験終了から卒園までの長い期間、周囲の状況の変化に辛いこともあるでしょう。

 

ですが、それはガマンするしかありません。

 

 

 

 

合格して・・・②

それまで親しかった人の子どもが合格したと聞くと、いろいろな立ち位置の人たちが平常ではないザラザラとした感情を湧きあがらせます。

 

「あのこと自分の子の、何が違ったんだろう」

 

「あの子があの学校に入れたのなら、自分のところも受けさせておけばよかった」

 

「受験なんて考えてもいなかったのに、あの子でできたというのなら、自分の子にやらせておけば、あの子よりももっと上の学校に入学させられたかもしれない」

 

「あの家族は小学校で受験できる余裕があるからいい。自分の子には、やがて中学か高校か大学で、きっとあの子を抜けるようにしてみせる」

 

「何もやっていないように見せておいて、陰ではすごくやらせていたということ。あの親子は、私たちに見せる顔とは異なった面を持っている」

 

などなど、あげればきりがありません。

 

 

イヤだけれど、そんなことは思いたくないけれど、周囲の雰囲気というか空気が少し変わってくるのも事実です。

 

 

実を言うと、そうなるかもしれないということまで考えてから、受験に踏み切ってほしかったとも思うのです。

 

 

合格して・・・①

合格したことで、それまで親しかった園の親たちから妬まれるようになりました。

これは卒園まで続くのでしょうか。

 

 

こういったことは、まず「よくあること」だと認識してください。

 

 

親しかった方でも、その人の子が同じ学校を受験してご縁がなかった場合もあるでしょうし、

 

 

まったく異なった学校を受験しても、合否がはっきり分かれたときからおかしくなったということもあるでしょう。

 

 

また、どこも受験していないのに、合格の話を聞いた瞬間から妬みがはじまる場合もあります。

 

 

でも、これらは当然のことではないでしょうか。

 

もし逆の立場にいれば、ご自身がそうなったかもしれないのです。

 

合格してはみたものの......⑭

受験教室は卒業し、同時にお子さまは遊ぶ時間が増えたと思います。

 

 

 

母親はあちこち走りまわったり連絡を取っていたり、子どものことで一喜一憂していた毎日から解放されます。

 

 

 

 

そして父親は、子ども中心のスケジュールに動かされていた日々から解き放たれ、休日もある程度は自分の思い通りになってきます。

 

 

 

仕事も平常勤務に戻り、

 

 

「やっと自分の時間を取り戻した」

 

という安堵感も湧いてくるでしょう。

 

 

 

ぞもそれは、通常の、本来の姿に戻っただけなのです。

 

 

 

 

 

合格してはみたものの......⑬

合格を頂いた後、なんか家族がバラバラになってしまったようで……

受験期には、あんなに一丸となっていたのに……

 

 

というおはなしを、合格発表後しばらく経ってうかがうことがあります。

 

 

 

受験生本人を中心にして、家族全員がバックアップする姿は、非常に素晴らしく見えます。

 

 

 

でも、そのときが過ぎてしまうと、夢から覚めてしまったように家族それぞれが自分の生活時間に戻ってしまいます。

 

 

 

 

合格してはみたものの......⑫

小学校受験の副作用というものは、思いのほか重く、そして気付かないくらいに静かに浸透していきます。

 

 

 

受験後を楽しむなということではありません。

 

 

 

ある程度の緊張や刺激を持続させながら新しい環境にジャンプアップすれば、より素晴らしい期待もできますし、可能性も一段とふくらみます。

 

 

 

 

持続こそ、力になり、やがて大きな結果につながるのですから。

 

 

 

 

合格してはみたものの......⑪

小学校から合格を頂いて、入学前までの時間を有効に使わなければ、今までの努力や結果も半減されます。

 

 

 

繰り返しになりますが、短期間で集中して積み重ねたものは、弛緩すればなくなるのは一瞬だと思ってください。

 

 

 

同じように、親も気が緩めば、それを元に戻すのには大変なエネルギーが必要になってきます。

 

 

 

 

 

 

少しずつで構いませんので、気を緩めないようなペースを作ってください。

 

 

 

 

 

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